« 「愛のエチュード」〜風変わりな天才には母性で尽くしましょう | トップページ | マリリン・モンロー〜私が興味を抱いたわけ1 »

2007年4月30日 (月)

「きみに読む物語」〜安心して大泣きできる作品

この2004年製作の作品、私は大好きです。だって安心して泣けるんですもの。その前提で書きますが、多分20年、30年経っても残る名画ではないと思います。ストーリーの核になる身分違いの恋は、多くの映画で用いられた手法ですし、その恋のラストも安直でひねりがありません。老年の愛情や認知症もしばしば取り扱われる題材。そちらの方のラストもやっぱりストレートです。でも、いいんです。最初からおおよその結末(ネタ)が予測できるので、安心して泣ける作品なんです。

では、ストーリーを「goo映画のあらすじ」でお読み下さい。最近、横着なんです。だって自分で書いたあらすじより、gooの方がうまく書いてあるんですもの。

さあ、いかがでしたか?泣けそうですか。わたしは今日も見直して、ほとんど最初からウルウル目で最後まで見終えました。こういう温かい気持ちの涙ってほんとにいいですね。老年の現在の二人を枠組みにして、よくある「物語」をはめ込み、「物語」を読んで記憶を呼び戻すというスパイスを加えると、似たような題材でまだまだ泣ける作品が作れるんだなあと素直に感心。あと、始めて見るんですが、ライアン・ゴズリング。彼の遠くを見つめるような澄んだ目がとっても素敵でした。もっと見てみたい俳優さんです。レイチェル・マクアダムスもシーンに合わせて別人かと思わせるほど表情が変わっておもしろい。ジェームズ・ガーナーはこういう役がピッタリになっちゃいましたね。この様なわけで、気持ちよく泣きたいあなたにピッタリの作品です。

 

きみに読む物語 スタンダード・エディション DVD きみに読む物語 スタンダード・エディション

販売元:ハピネット
発売日:2006/10/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 「愛のエチュード」〜風変わりな天才には母性で尽くしましょう | トップページ | マリリン・モンロー〜私が興味を抱いたわけ1 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

TB&コメント有難うございます。
と、言いたいのですが、ええん、TBが入ってなかったんです。
もう一度お願い致します。

私のブログ仲間に「甘っちょろい」と仰る方がいらっしゃるのですが、全くそう感じませんでした。
後世恐らく共に語られるであろう、若年性アルツハイマーを描いた韓国製「私の頭の中の消しゴム」(原案は日本)にはそう言われても仕方がない部分がありますが、こちらは語りと構成が上手くて・・・しかももっと素直で・・・心にしみ渡ります。

投稿: オカピー | 2007年5月 1日 (火) 00時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/381157/6262156

この記事へのトラックバック一覧です: 「きみに読む物語」〜安心して大泣きできる作品:

» 映画評「きみに読む物語」 [プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]]
☆☆☆☆(8点/10点満点中) 2004年アメリカ映画 監督ニック・カサヴェテス ネタバレあり [続きを読む]

受信: 2007年5月 1日 (火) 00時31分

« 「愛のエチュード」〜風変わりな天才には母性で尽くしましょう | トップページ | マリリン・モンロー〜私が興味を抱いたわけ1 »