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2007年4月 9日 (月)

「めぐり逢い」を観て泣くのが好き

「めぐり逢い」という映画、私が知るかぎり3つのバージョンがあります。

邂逅(1939、シャルル・ボワイエ&アイリーン・ダン)、めぐり逢い(1957、ケイリー・グラント&デボラ・カー)、めぐり逢い(1994、ウォーレン・ビーティー&アネット・ベニング夫妻)。最も有名なのは1957年版。わたしも1957年版が一番好きです。

めぐり逢えたら(1993、トム・ハンクス&メグ・ライアン)、逢いたくて(2002、ウィリアム・ハート&カトリーヌ・ドヌーブ)は、めぐり逢いをモチーフにした映画だけど、両方で1957年版が使われていて、メグやドヌーブがその映画を観て泣くシーンがあります。メグとドヌーブったら年齢もずいぶん離れているけど、年齢を超えて女を泣かせる要素がたっぷりなんですよねえ。ストーリーを簡単に紹介します。

プレイボーイと呼ばれて資産家女性と婚約しているニッキー(3作とも名前が異なります)と歌手でやはり資産家と婚約 しているテリー(女性は3作とも同じ名前)が船旅で知りあい恋をしてしまう。そして数ヶ月後たっても好きなら、エンパイアステートビルの最上階で会おうと 誓い合う。ところがビルに向かうテリーが事故にあって半身不随になってしまう。それを知らずに待ちつづけるニッキー。ニッキーはテリーが心変わりをしたの だと憎む。クリスマス・イブの夜、それぞれが元の婚約者と同行したコンサート会場で、二人はばったりと出会う。そこではニッキーはテリーに冷たく挨拶す る。テリーは本当のことを言えない。翌日、ニッキーはテリーの家を探し尋ねる。そこではじめて、ニッキーはテリーの身に起こったことを知るのだった。

大体こんなストーリー。このどこに世界中の女を泣かせる要素があるのでしょう。わたしの勝手な考えでは、この映画には悪役がいない。みんな善意の 人。テリーの婚約者もなんとかニッキーの誤解を解いてやりたいと思っている。意地悪なのは運命の神様だけ。でも、最後には運命の神様も二人に味方してくれ る。そしてhappy end。人の善意の中につつまれて、二人が最後には幸せになると言うシチュエーションに涙するのではないかと思います。短調は悲しく長調は楽しいとステレ オタイプに言われることがありますが、実は長調の方が涙を誘うことが多い。この映画もsad endだったら涙を誘わなかったかもしれない。幸せだから、観る人を大泣きさせるのだと思います。

なんか、だらだらと書いてしまいましたが、まだご覧になってない方がいらっしゃいましたら是非是非一度鑑賞して、心地の良い涙を楽しんでくださいね。もうわたしは、ラストシーンを想像しただけでウルウルです。まるでパブロフの犬状態です。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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コメント

当方へのコメントを読ませて戴き、早速やって参りました。
お気に入りリンクに入れて戴き、有難うございます。当方も貴ブログをリンクに入れました。

なるほど、ブログ名に違わず、心温まる作品に特化していらっしゃいますね。私は、生意気にもシネマガイドのつもりで出来うる限りの作品を取り上げていますが、特化するのも良いですね。

早速TB致しました。ちゃんと入っていて一安心(笑)。最近入らないところが多くて、泣きそうになっていたものですから。

私は39年の「邂逅」を高く評価しているのですが、57年の「めぐり逢い」のほうが現在の人向きでしょうね。「邂逅」は余りにもクラシックですから。どちらも同じレオ・マッケリーの監督作品。一番有名なのが「我が道を往く」で、文字通り温かい映画を作る名人でした。

投稿: オカピー | 2007年4月28日 (土) 17時54分

オカピーさん、コメントとトラックバックありがとうございます、邂逅とめぐり逢いはカラーと白黒の違いだけで、ほぼ同じですね。それにしても、デボラ・カーという人、王様と私もそうですが、アイリーン・ダンの後をいって成功してますね。

投稿: ひよりん | 2007年4月28日 (土) 18時04分

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☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1939年アメリカ映画 監督レオ・マッケリー ネタバレあり [続きを読む]

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