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2007年4月23日 (月)

「シェフと素顔と、おいしい時間」〜中年男女のドロ〜リとした恋の行方は・・・

ジャン・レノ(フェリックス)とジュリエット・ビノシュ(ローズ)の珠玉の・・・とは言い難いかなり「くすんだ」恋の物語です。でも、疲れた中年男を演じるジャン・レノがすっごくいい感じなんですよ。ビノシュは若い頃からおばさんっぽいんで、中年になってもあんまり変わったように見えないから得ですよねえ。さてさてどんなお話かと言いますと(ネタバレ有ります。ご注意下さい)・・・

パリ、シャルル・ド・ゴール空港。メークアップアーティストのローズは、ストのためメキシコ行きの飛行機がいつ飛ぶかわからないことを知り慌てる。 彼女は、暴力的な恋人セルジオから逃だそうとしていたのだ。ローズは友人と話している途中で、あやまって携帯をトイレに流してしまう。彼女はたまたま近く にいたフェリックスに携帯を借りようと声を掛けた。シェフで、レストラン経営から食品会社の経営に乗り出して成功していたフェリックスは、別れた恋人の祖 母のお葬式に参列するためアメリカからミュンヘンへ向かう途中、悪天候でこの空港に足止めされていた。ファーストクラスの客のフェリックスはホテルに案内 される。一方ローズは空港のベンチで一夜を過ごすことになる。哀れに思ったフェリックスはローズをホテルに誘う。仕事に疲れ果てている上こだわりの多い フェリックスと、楽天的なローズの会話はどこかチグハグだ。二人は食事を取りながらイヤミたっぷりの会話をするが、反面次第に惹かれはじめるのだった。と ころが、二人が接近しはじめると携帯が鳴る、飛行機が飛ぶことになりフェリックスが出て行く。そして、また飛行中止でフェリックスが戻ってくる。何度も邪 魔が入り二人はさらに惹かれあう。そして早朝の出発までの短い時間に、ついに二人は結ばれる。朝の空港で、ローズはメキシコに旅立つ。フェリックスの携帯 を持ったまま。フェリックスはミュンヘンに行くのを中止し、ローズが持っている自分の携帯の留守電にに愛の告白のメッセージを入れる。そして、メキシコに 着いたローズに航空会社を通じて携帯の暗証番号を伝える。空港からタクシーに乗ったローズは、フェリックスのメッセージを聞き空港へと引き返すのだった。

こういうストーリーのいい雰囲気の作品で私大好きです。ストレートではなくてちょっとひねくれているのがいい。一夜で成立する恋といったら「恋人ま での距離」を思い出しますが、あちらは若者の、すがすがしくテンポのいい言葉のキャッチボール。こちらは、中年男女の皮肉とイヤミの入り混じったドロ〜リ とした疲れた会話。でも、それはそれでリアルっぽいし、これで恋におちるのも何となくわかるのが年取った証拠(汗。2人が盛り上がり始めると、航空機の都 合や電話で何度も中断される。「え〜い、もう」って、2人と同じように観ている私もいらだたしくなる。その中断の間合いが本当にいいですね。携帯をトイレ に流してしまったのがきっかけで恋が始まるって、世界初のシチュエーションっかな?レノの疲れた感じがセクシーだし、ビノシュのコテコテのメイクとスッピ ン風メイクの変化も楽しめますよぉ。85分。もう少し長くても良かったかなと思うぐらいの楽しい作品でした。

 

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